ライアーゲームから学ぶ事。再び。
2007-05-17


自分がパニック状態になるような事があった場合、冷静な判断が行えなくなりちょっとした簡単な事でもミスしたり出来なかったり普段では予想もつかないことが起こったりする。

振り込め詐欺もそんな人間の心理をうまく突いてきている。

1.自分の子供もしくは孫が事故を起こした。 2.このままでは刑務所行きは免れない。 3.回避したければ急いで示談金(数百万)を振り込め。

普通の状態でこんな事を読んでも特に何も起こらず、冷静に「詐欺だ」と判断が出来る。

しかし、家に警察官や弁護士だと名乗る男や電話がかかってきて、上記の説明をされれば普段とは異なる思考回路に切り替わり、この危険状態を回避する事だけに頭が働いてしまう。

この時、一呼吸おいて友達や近所の人に相談さえ出来れば、このような詐欺から簡単に抜け出す事ができるだろうに。

ライアーゲームもこのようなパニック状態を起こさせる(ゲームに負ければ1億円の借金)事で、通常の思考回路を使わせないようにしている。これによって、冷静な判断が出来ないようになってしまう。

ドラマの中での秋山は、パニック状態の中にあるはずなのに常に他のメンバーから1ステージ上の視点から物を見る事で冷静な状況判断が行えているのだろう。

見習いたいものである。

[普通な日常]

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